今をときめく気になる学生起業家
私の友達は大学生の時に起業しました。
学生の時、
「学生で起業しよう!」とは1ミリも思ったことがなかったので、
純粋にその友達に興味を持った。
今では学生時代に起業することも普通になっているように思える。
そんな中、ついつい目で追ってしまう、気になった起業家を男女別で調べました。
男女1名ずつご紹介します!
私の気になる学生起業家
1.ホテルプロデューサー 龍崎翔子
19歳の時に母親と共にL&Gグローバルビジネスを設立。
業界に新風を巻き起こし、気鋭のホテルプロデューサーで、現役の東大生。
最初にホテルを作りたいと思ったのは、小学校2年生の時。
家族でアメリカをドライブ旅行した時に、「たくさんホテルがあるのに、自分が泊まりたいホテルがない。なんでこんなに代わり映えしないんだろう」と思ったことがきっかけだったという。
自分が泊まりたいホテルを自分で作った龍崎さん。彼女の作るホテルは、個性で溢れている。
彼女の作ったホテルには、滞在時間を有意義に過ごしてもらえるような工夫がなされており、なかには、ホテル業界の常識を打ち破る企画などもあり、若い世代から人気を集めている理由はここにありそうだ。
私が1番衝撃を受けたのは、温泉にこもって卒論をかける「卒論執筆パック」である。
龍崎さんのもとに、思いのほか温泉旅館にこもって卒論を書きたい声がたくさん届いたのだそう。
日本では、温泉文化が根付いていて、ハレの日だけではなく、生活の延長で旅館にくる機会を増やしたいという龍崎さんの思いから、かつて文豪が執筆に集中するために温泉宿に泊まっていたように、作業に集中したり自分と向き合う時間を作ったりするために温泉を利用できるようにしたのです。
私は、「卒論執筆パック」を知った時に、大学生向けだと大人はこのパックを使えないなぁと感じていました。
ところが、大人には大人の「原稿執筆パック」といものが存在するではないか!
これには感動しました。しかも、一泊三食夜食付で珈琲飲み放題という素敵なパック。
「卒論は書かないけれども湯ごもりはしたい」そんな大人の希望を叶えてくれるパックである。
敷居の高い温泉旅館ではなく、良い意味での生活の延長にある「ラフな温泉旅館」。
2020年までに15軒のホテルを作ることを目標としており、あまりマーケットリサーチをせず、自分が欲しいものとか、あったら良いなと思うものをつくるスタイルにしているようだ。
”ホテルは出会いをつなぐメディア”と話す龍崎さん。
これからどんなホテルをつくり私たちのライフスタイルに変化をもたらしてくれるのだろう。
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2.単発アルバイトのマッチングアプリ「Taimee(タイミー)」小川嶺
履歴書も面接もなしで空き時間すぐにバイトができてお金がもらえるバイトマッチングアプリ「Taimee(タイミー)」を運営している若手社長。
私はこのマッチングアプリを知った時、まず何を思ったかというと、今の時代履歴書はないのは理解できるが、面接もない。すぐに働けてすぐにお金がもらえる。
お店側はどのようにマッチングの相手(働く人)を決めているのだろうと疑問に思いました。
タイミーは「信用経済」の仕組みで、面接応募も履歴書要らずに働ける。
その代わりに、過去のデータや履歴から信用度を測ることができるようです。
私は以前、人事部の経験があるので、深く感動しました。
人手不足の今、共感する企業はたくさんあるのではないかと思ったのです。
私の学生時代にあったら間違いなく使ってみたいアプリです。
様々なバイトができて、お金もすぐにもらえる、面接や履歴書に時間を割くこともない。
日本は今、世界で最も労働者が不足している国だそうです。
その日本で深刻な人手不足という課題を解決し、さらには海外にも進出していくであろう小川社長。
ダブルワークやフリーランスにより働き方が自由になってきた日本、「一人一人の時間を豊かにする」というVISIONを基に空いた時間にすぐに働ける環境を提供してくれるのです。
働き方の多様化の促進と人手不足の両方の解決を目指すTaimeeに今後も目が離せません。